いくら日本も転職が当たり前の社会になったからといって、二十代のうちに二つも三つも職を変わっているような人がいたら、失礼ながら早く会社勤めはやめて独立したほうがいい。自分で会社を起こすのは、リスクはあるものの、学歴も職歴もあまり関係がないからだ。どんな会社でも、中途採用者には履歴書を提出させる。そのとき、転職を繰り返している人は要注意の目でみられる。長続きしない理由を詮索される。それだけで不利なのだ。
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つまり、転職の心得の第一は、なるべく「履歴書を汚さない」ことである。第二は、「自分のワザが活かせる異業種」に職を求めることだ。たとえば、小さな旅行代理店に勤めていた人が業界最大手のJTBに移っても、最初は給料が上がってよかったと思うかもしれないが、三年もたつと後悔するはずだ。JTBに新卒で入った同期に比べ昇進スピードではかなわない。やっている仕事も別に代わり映えしない。だったら、前の会社にいたほうが偉くなれるチャンスがあったと気づくのである。
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